FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

踏みとどまらせる力

先日、愛知県で起きた、
長男による家族殺傷事件。

なぜ、彼が犯行に及んだのか、理解に苦しむ。
普通、しないだろうし、彼だって、理性では、
してはいけないことくらいわかってた筈。
30歳まで生きてきた人なんだから。

それを越えさせるものは何なのか?。
例えば、私と比べてみて。

私だって、親に対する恨みつらみはあるし、
ムシャクシャしたことも数え切れない。
でも、犯行に及ぶほどのエネルギーではない。
程度の差はあれ、
普通は、そうなのではないかと思う。

それを越えさせたものは、
引きこもりの期間の長さだろうか?。
15年。
想像を絶する。

私も、今、引きこもり状態。
なぜか?。
対人恐怖があるから。
正確に言うと、心の中の嫌な記憶に
触れることを怖れているから。
他人に、その記憶につながるものを
感じるからではないか。
それをあばかれるのが怖いのか、
この目で見るのが怖いのか、
どっちなのか、よくわからない。

私は、これまでは、
引きこもりという経験はない。
苦しくてギリギリの状態だったかも
知れないけれど。

感情を出せない状況から始まって、
やがて、それが癖となり、
出せなかった感情が時間とともに
どんどん蓄積され、
その記憶に触れられることが
苦しくなって、引きこもるのだろうか?。

今、私は、感情を出すことと対話を
重視している。
感情は、抑えつけるのではなく、出すように。
対話は、怖いけれど、必要だと思うから。

誰が好き好んで、引きこもるものか。
そう、せざるを得なくて、仕方なくするんだ。

ただ、それを放置すると、
状況はどんどん悪化すると思う。
引きこもりながらも、
回復へ向けた努力をしないと。
どの時点からでも良いから。

それをしないまま、15年が経過したのかな?。
これは、誰にもわからない。
努力と挫折の繰り返しだったのかも知れないし。
期間だけでは判断できない。

期間というよりは、その蓄積された量が
理性の限界を超えたのかな?。
理性を越えるエネルギーがあったとしか言えない。

最後に、家族が取った行動は、
彼が依存していたものを取り上げるという行為。
家族は、彼という人間を見るのではなく、
彼の行動だけを見たのかな?。
これも、推測でしかない。
そこに行きつくまでに、
どんなことがあったのかわからない。
いろんな試行錯誤があったかも知れない。

何が、どうまずかったのか。
それは外部の人間がとやかく
言えるものではないと思う。
専門家以外は。

私は、とにかく、今、行っていることを
継続していくことが大事だと思う。
それが、踏みとどまらせる力につながると信じる。
それ以外のことは言えない。
スポンサーサイト

テーマ : AC(アダルトチルドレン) - ジャンル : 心と身体

第75話:共依存の怖さ

昨日放送のNHK「クローズアップ現代」を観た。
題名は、
「終わらぬイラク ~高遠菜穂子さんの6年~」。

内容の概略は、以下の通り。

 2004年(平成16年)、
 イラク戦争で、イラクへの渡航自粛勧告と
 退避勧告が出ている最中に起きた、
 日本人人質事件。
 その人質の一人が、高遠さん。
 事件首謀者は、日本政府にイラクからの
 自衛隊撤退を要求。
 
 当時、彼女達は勧告を無視してイラク入りし、
 ボランティアとして活動中に、人質となった。
 そんな彼女達を救うために国費を使うのは無駄、
 という論調が強く、「自己責任」論という言葉が
 日本で盛んに使われた。

 人質から解放され、
 日本に帰国した彼女とその家族へ、
 日本人からバッシングがあびせられる。
 彼女は、生きて帰って来てはいけなかったのだと、
 思いつめ、自殺を考えた。
 自殺を思いとどまらせてくれたのは、
 イラクで彼女が援助したイラク人達から届けられた、
 感謝のメールだった。

 彼女は、今も、当時のトラウマを抱えながらも、
 自分と向き合い、日本人と向き合い、
 イラクへの援助の後方支援をしている。


私同様、心の問題で自分と向き合っていることと、
彼女に向けられたバッシングの問題が、
私をこの番組に釘づけにさせた。

平成16年というと、
私は、休職して1年位が経過した頃。
あまり食欲がない状態から、
一気に過食状態へと変化していた頃。

世間のニュースにそれほど関心はなかったが、
この件は記憶している。
どういう感想を持っていたかまでは憶えていない。

高遠さんは、一人でも多くの
イラクの民間人を救うために、
退避勧告が出ているにもかかわらず、
活動を続けた。
彼女には、それだけ強い意志があったようだ。

そんな、他人の,しかも他国の援助を
ボランティアでしている人が、
自分の命を絶つことを考えさせるほどのショックが、
どれほどの大きさだったのか、想像もできない。

この番組を観ていて、
私は、バッシングした人達を非難したくなった。
そういう強い衝動にかられた。

最後に、この番組のゲストのジャーナリストの
江川紹子さんが言った。
「皆が同じ意見を持てとは言わない。
色々な意見があって良いと思う。
ただ、当時、彼女を非難した人達が、
どれほど彼女のイラクでの活動のことを
知っていたのか?。
まず、それを知った上で、
意見するべきだったと思う。
それは、今後の私達への教訓。」

江川紹子さんは、オーム真理教の事件の取材で有名。

私は、この言葉を聞いて、その通りだなと思った。
そして、私が、彼女をバッシングした人達を、
非難したい衝動にかられたことは、
共依存の表れだろうなと思った。

他人との間の境界線がしっかりしていれば、
まず、冷静に状況確認してから意見できる筈。
でも、それをせずに、衝動にかられて非難する。
私は、共依存の傾向を持っているから、
境界線に注意しなければいけない、
と意識していても、わき上がってくる衝動の方が強い。
それを実感した。

当時のことの仮定の話をしても仕方がないけれど、
おそらく、私も、高遠さんを非難していただろうと、
思わさせられた。
この番組を観て感じたのと同様に、衝動にかられて。
正論を言って、格好つけようとしただろうな、と思った。
遠い安全な日本で。

高遠さんの命がけの活動を評価していたイラク人が、
結果的に彼女の命を救った。

共依存は本当に怖い。
自分の意識していないところで、他人に被害を与える。

今、私は、自分を客観的に見る、
もう一人の自分を意識できるのだが、
この共依存の衝動に対しては、
あまり機能していないようだ。
と言うより、衝動が大きいのかも知れないが。
ただ、後で、こうして、それが共依存であったと、
気がつくことができる力はあるようだ。
それは進歩だと思う。
また、このブログを書いたからこそ、
この、もやもやした衝動を整理できたのかも知れない。

テーマ : AC(アダルトチルドレン) - ジャンル : 心と身体

第33話:"助けて"と言えない

今日放送のNHK「クローズアップ現代」を観た。
題名は、
「“助けて”と言えない ~共鳴する30代~」。

途中からしか観れなかったので、
BSの再放送をもう一度観ようと思う。

この内容は、以前にも一度、放送があった。
その続編。

簡単に言うと、
生活に困っているのに、「助けて」と言えず、
孤独死する30代が増えていて、
社会問題となっているというもの。

前回、観た時に、
「あそこに映っているのは私だ」と感じた。
私もほんの少し前まで30代だったし。

もちろん、しょっている背景は全く違うけれど、
「助けて」が言えないことに強く共感する。
その気持ちが痛いほどよくわかる。

「助けて」と言えば良いことくらい、百も承知。
それを言わせない、心の防御壁。
あるがままの自分を見せることへの恐怖。
軽々に他人のことを論じるべきではないけれど、
彼らには、私と同じ匂いを感じる。

私は、幸運にも、自分自身と向き合う環境があった。
彼らには、それがない。
たった、それだけの違いだと思う。

彼らも、本当は、生活のことより、
自分自身と向き合うことの方が必要だと思う。
でも、それ以前に、
衣食住を考えなければならない、
という現実がある。

仮に、衣食住が満たされたとしても、
私同様、心の病に悩まされるのではないかと思う。

他人に同情できる立場ではないけれど、
観ていて、身につまされる思いだった。

そして、それでも、私は涙が出てこない。
心の防御壁の頑丈さを感じる。

テーマ : AC(アダルトチルドレン) - ジャンル : 心と身体

プロフィール

とれっく

Author:とれっく
40代の男性会社員です。幼い頃から説明できない不安といらだちを抱えてきました。最近、その根っこにACがあることを知り、ACからの回復を目指しています。広島県に住んで20年近いエセ広島人。

☆.:*【参加コミュニティ】.:*☆
「あなたの心をまもりたい」
↑↑閲覧専用↑↑

カレンダー
04 | 2019/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。