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復職

復職が決まった。

様々な気持ちが交錯している。

もちろん嬉しい。
ある程度予想していたけれど、
最終的には他人が決めること。
決まるまでは、何とも、ものが手につかない、
フワフワとした感じだった。

沢山の不安もある。

復職に当たっての条件も、
自分の要求が通ったもの、
通らなかったものがあり、
何となく気分的に整理ができていない感じもある。

ただ、一点、前に進んでいく力強さがある。
これはとても心地良い。

関係者と色々と話をしたが、
その中で産業医とのやりとりが印象に残っている。

 産) 休職期間は、どういうものだったと
   捉えていますか?。

 私) 必要な時間だったと思います。
   今の自分にたどり着くまでの。
   うまく時間を使えたようにも思います。

 産) 病気にコントロールされるのではなく、
   病気をコントロールするようになったようですね。

 私) はい、そう思います。

復職は、とても大きな節目。
けれど、これまでしてきたことと、
これからすることに変わりはないと思っている。
今まで進んできた道を
これからも進んでいけばいいのだと
信じられる自分がいる。

テーマ : AC(アダルトチルドレン) - ジャンル : 心と身体

付け足し

前記事で書き忘れた。

ACからの回復は、あるがままの自分を認めること。
このスタンスは変わっていない。
ただ、その意味が、少し明確になった気がする。

これまでの苦し過ぎる生き方を変え、
楽に生きたい。
そこからスタートした。
そして、あるがままの自分を認めることは、
少し視野が広くなった自分を認めることだと、
漠然と思っていた。
でも、それだけでは不十分だと思うようになった。
過去の自分の生き方も認めないと、
楽になれないのではないかと思うようになった。

それは、簡単なことではない。
過去の自分と比較して今は良くなった、
では済まない。
原点が変わるほどの大きな違いがある。
回復のゴールが、はるか彼方に遠のいた感じがする。
でも、それが本当のゴールだと感じる。

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2年

ブログを始めて今月で2年経つ。
今、思うことを書いておこうと思う。

ACを自覚してから、様々な気づきを得てきた。
そして、最近思うのは、
わかったと思った瞬間に、
実は、まだわかっていないことに気づくこと。
気づきを得た時、同時に、
ACからの回復の奥深さを感じ、
回復のゴールだと思っていた場所が
遠のく感じがすること。
気づきを得れば得るほど、遠のく感じがする。

ACからの回復のゴールって、
どんな感じなのだろうか?、
と思う。

これは、あくまでも予想。
これからも気づきを得て、
どんどん回復のゴールが遠く感じるかも知れない。
それでも回復を目指して進んでいくと、
ふと、生き方が以前より楽になっていることに気づく。
そこがゴールなんじゃないかと。

ある場所を狙って行くというより、
気づいたら着いていたという感じではないかと。

楽な感覚というのは自分次第だから、
狙いようがないような気がする。

そして、きっと、その先も道は続いていく。
終わりは、理論上あるかも知れないけれど、
実質的には、ないのではないだろうか。

楽になった、で終わるか、さらに先へ進むか、
という感じではないかと思う。

今は、まだ楽になっていない。
苦しい。
ゴールは、はるか彼方のように感じる。
でも止まろうとは思わない。
止まっても楽になる筈ない。
それだけは、はっきりしている。
進むことで初めて堂々巡りから抜けられる。

ただし、ゆっくり。
意識して、ゆっくり。
これは、今後も継続しようと思う。

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振り返り

今朝は、復職へ向けた動きに出て初の
ゆううつな朝だった。
行く気が起こらなかった。
睡眠も良くなかった。

前日を振り返ってみた。
心当たりがあった。
素直な思いではなく、周囲を気にした行動をした。
けれど、全て、素直な思いだけで
行動している訳でもないよなー、とも思った。
ただ、その場面は、
周囲を気にする必要などなかったのに、
癖が出てしまっての行動だった。
後味が悪かった。

このことが今朝のゆううつと関係しているかどうか、
定かではない。
けれど、今後、気をつけようと思ったら、
何だかスッキリした。
何とか、行く気にもなった。

起きたことは悔いても仕方がない。
しっかり振り返り、それを今後に活かすのみ。

復職前の良い訓練になったのかも知れない。
今後も似たようなことはあると思う。
しっかり振り返り、溜めないようにしていきたい。

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買い物デート

久しぶりに妻と買い物へ出かけた。
食料品や生活品以外の。

お互いへのクリスマスプレゼント。
あーでもない、こーでもないと、色々見て周った。
それぞれ服をプレゼント。
食事をしながら、
「こんな感じ、久しぶりだねー」と話した。

帰宅して、妻がとても上機嫌。
普段の休日は、仕事の疲れが出ているのだけれど。
そのことを話すと妻は、
「だって、久しぶりにデートできたんだもん。」
とのこと。

そっかー、と思った。
休職中なので、ぜいたくを遠ざけがちだ。
いつの間にやら、外出も遠ざけてた。
でも、お金をかけなくてもデートはできる。
そこは知恵の出しどころ。
「ウインドーショッピングでもいいんだもんね。
また、時々出かけよう。」
と言うと、
「うん」と、ご機嫌な返事が返ってきた。

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プロフィール

とれっく

Author:とれっく
40代の男性会社員です。幼い頃から説明できない不安といらだちを抱えてきました。最近、その根っこにACがあることを知り、ACからの回復を目指しています。広島県に住んで20年近いエセ広島人。

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